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「僕は友達が少ない/平坂読」読了

「未来日記」のユッキーみたいに(あるいはポケモンのクルマユみたいに)毛布を体に巻き付けてカタカタキーボード叩いている希ちゃんです。今日ちょっと寒いよね。

さて、現在TVアニメ放映中の「僕は友達が少ない」(略して「はがない」)の第一巻読み終わりましたー。
本当は「究極のドグマ」読むつもりだったんだけど、友人からの借り物なので早めに返さないといけないし、あと今週末に親が来るので、ある程度下宿の片付けやら洗濯やらしていたら思ったより体力と時間を消耗してしまい、お手軽に読めるラノベに切り替えた次第です。
二時間で読めるって素敵。久しぶりに純粋に”キャラの会話を楽しむ系”の物語を読んだような気がする。

「はがない」の説明は、アニメで見ている方や原作をすでに持っている方には不要だと思いますが、一応書くと”友達の少ないちょっと残念な美少女たちが集まる隣人部という部活で、友達作るために色々活動しようぜ”という、まあそれだけのことです。
もっと簡単に書くと、「リア充は死ね!」というお話です。
ちなみに主人公は典型的な巻き込まれキャラ。不本意ながら、いつの間にか三日月夜空に隣人部に入部させられてしまい、そこに金髪巨乳の美少女やらシスターさんやら男の娘やら厨二病の妹やらが加わって、さらにカオスになる始末。
というか、一巻においてはメインは夜空と星奈の口論&暴言の数々で、主人公完全に空気だったなw 最後だけはまあ主人公ぽかったけど。
あと、ラノベにサービスシーンは付きものですが、この主人公はそういうことにあまり興味なさそうなのが好感でしたねー(二巻以降はどうなるか知らないけど)。冷静というか距離を置いているというか、”なにバカなことやってんだこいつら……”と呆れているところがちょっとクール。
やっぱりニヤけたり、イチャイチャしたりしない方がなんとなく格好いいよね。

ヒロインの方も、最後以外はそう特別主人公に特別な感情を抱いているというふうではなかったですが、うーん、あそこまで暴言を吐くことができる子は個人的にちょっと遠慮したいですね。
そして忘れちゃいけない男の娘の幸村! 読者の期待を裏切らずしっかりメイドコスチュームに着替えてくれるわけですが、夜空曰く、「真の男はたとえメイド服を着ていても男らしさが滲み出るというもの」らしいです。
そうか、みんなが希ちゃんに色々女装させようとしてくるのは、希ちゃんの真の男を見極める意図があったんですね! ただのロリコンじゃなかったんですね!
なにか色々と間違った方向に一歩前進したような気がする希ちゃんでした。

では、ろりこん!

by broken-range | 2011-10-27 22:04 | 読書レビュー