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14,000hit記念座談会 

3時間クオリティの短いものですが、希・胡桃・紫苑のロリっ娘トリオによる座談会をお楽しみくださいませ。



希「超天才美少女探偵、希ちゃんと!」
胡桃「あなたを追いかけるキュートなパパラッチ、胡桃と!」
紫苑「影に潜む闇の暗殺者、紫苑でお送りする───」
三人「14,000hit座談会始めるよー!!!」

紫苑「始める前に一つだけ言わせてもらおう。↑は拙者のキャラではないと思うのだが……」
胡桃「なんか作者がめっちゃテンション高かったらしいですよ、月草先輩。そして今日は新しい顔もいますね~」
希「ふふん。これから新シリーズの主人公を担当することになった、天才魔術師朧月希よ! よろしくね(ウインク)」
紫苑「ふむ。ノゾミと言うのか、よろしくな。しかし、先ほどは超天才美少女探偵と自称していたような気がするが……」
希「あたしは魔術師と探偵───二つの顔を持っているのよ」
胡桃「探偵かっこいいですよね!! あたしのお兄ちゃんは刑事なんだけど、よく探偵である赤朽葉先輩の力を借りて事件を解決していますよ」
紫苑「あのヘタレが、まさか探偵になるとは露ほども思わなかったぞ。もっとも、ルリを放ってあちこち飛び回るのは感心しないがな。ノゾミはどうして探偵に憧れるようになったんだ?」
希「あたしの場合は、成田賢吾さんって方がパパの容疑を晴らしてくれたからなの。不可能に思える犯行の謎を次々に解いちゃって本当にかっこよかったんだから!」
胡桃「作者も最近はミステリにどっぷりですよねー。作者の置き手紙には『ファンタジーってどうやって書くんだったっけ?』と現在の心境が書かれています」
紫苑「作者もキキョウ並にヘタレだからな。今は無理でも、ファンタジー小説を読む機会があればまた感覚も思い出してくるであろう。───それはさておき、この座談会は予め作者が決めた指示通りに進むと聞いているが」
希「指示はあたしが受け取っています。ええと、まず最初は……」

<身長比べ>

紫苑「却下だな」
希「却下ですね」
胡桃「えー、面白そうじゃないですか~」
紫苑「クルミはこの三人の中で一番背が高いから余裕こいていられるかもしれんがな。拙者とノゾミにとっては死活問題なのだ!」
希「まあ、あたしがもし紫苑さんより背が低くても年齢的には二年差があるわけだし」
紫苑「…………スチャ(手裏剣を構える)」
胡桃「月草先輩、落ち着いてください! 子供相手に大人げないですよ!」
希「子供扱いするなー!! あたしは高一なんだからね!!」
紫苑「……ふん、まあいい。あとでキキョウに八つ当たりでもしよう」
胡桃「さて、では早速横一列に並んでみましょう!」

 ~結果発表~
 希:149cm 紫苑:147cm 胡桃:151cm

胡桃「あれ? 月草先輩がビリですか? 見た感じでは希ちゃんのほうが小さいような気がしましたけど」
紫苑「…………シュッ!(手裏剣を投げる音)」
プツンッ!(希を吊り上げていたワイヤーが切れる音)
希「きゃうっ!」
紫苑「ノゾミ……。イカサマするとは良い度胸だな(ゴゴゴゴゴゴ……)」
希「うぅ……ひっく……ごめんなさい……つい(涙目)」
胡桃「本当は何cmなんですか?」
希「…………143(ぼそ)」
胡桃「ち、ちっちゃいですね~」
紫苑「見た目、小学生だからな。その様子では自分でも自覚はあるのだろうが」
希「わ、笑いたければ笑えばいいじゃない! ふんっ!」
胡桃「希ちゃん可愛い~!! ぎゅー!!(希を抱きしめる)」
希「わわわわ! いきなり何するんですか!」
胡桃「うーんとね。あたしが帰宅すると、よくお兄ちゃんが、ぎゅう!!って抱きしめてくれるの」
紫苑「……明らかに犯罪の香りがするな。まあ、拙者もよくチグサに抱きつかれたりコスプレさせられたりするが……」

ナレーション「解説しよう! 彼女たちの周りにはロリコンと呼ばれる、幼女を愛する人種がたくさん生息しているのだ! なお、それに対抗する『日本ロリコン撲滅協会』という組織と激しい戦争が繰り広げられているという情報もあるが、詳しいことは謎に包まれている───」

希「(まだ胡桃に抱きつかれながら)胡桃ちゃんはお兄さんに抱きつかれて嫌じゃないんですか?」
胡桃「うん。お兄ちゃんは昔からそんな感じだったから、もう慣れちゃった。あたしが小学生だったときの運動会なんか、『L O V E !! 胡桃』って書いてある旗を一人で振り回して叫んでいたし」
紫苑「なかなか恥ずかしいことするな。いや、むしろ逆に清々しいかもしれんが」
胡桃「でも、あたしを守るために警官になってくれたり、とっても優しいお兄ちゃんなんだよ!」
希「……なんか笑顔でそう言われると不思議と羨ましくなってきますね……」
紫苑「当の本人はそんな兄を利用して色んな情報を集めては他人を脅しているけどな」
胡桃「てへ☆ 若気の至りってやつですよー」
紫苑「ノゾミなら子供の悪戯で許してもらえそうだが」
希「こ、子供扱いするなって言ってんでしょ!! これでも天才魔術師の卵なんだから!!」
紫苑「天才魔術師?」
胡桃「では、この流れで次の話題に移りましょうか」

<家庭の事情>

希「さっきも言ったけど、あたしは代々魔術師(手品師)の家系に生まれ育ったの。いつかパパを越える世界的な魔術師になるのがあたしの夢! もちろん、探偵も止めるつもりはないわよ」
紫苑「ふむ。拙者は江戸時代から続く忍の一族の末裔でな。敷地内に広がる旧江戸の町並みを再現した庭では、朝と夕に投擲技術を高めるための戦が行われる。もっとも、本物の手裏剣は使用しないがな」
胡桃「へえ! 一度見てみたいです、月草先輩の勇姿!」
希「その前にいろいろ突っ込みどころがあると思うんだけど……」
紫苑「来るのは構わないが、屋敷の至る所には対侵入者用のカラクリが仕掛けてあるからな。本気で奥まで行こうと思ったら、城壁一つ突破できるくらいの武装が必要になる。拙者も長い海外生活から帰国した直後は仕様が分からず、寝室に行くのも命がけだった……」
胡桃「面白そう!! ねえねえ、希ちゃん。今度一緒に行ってみようよ!(希の手を引っ張る)」
希「あ、あたしはまだ命が惜しいもん! 行かないもん!!(お化け屋敷を目前にした子供のような顔)」
胡桃「え~、つまんない……」
紫苑「さて、最後は胡桃の番だな」
胡桃「う~ん、と言っても、あたしの所は至って普通の家庭だよ~」
希「兄妹の関係を普通と言ってもいいのか分かんないけど……」
胡桃「あはは。鳴海お兄ちゃん、あたしがいないと砂漠で遭難した人みたいな顔するからねー。きっと大切に想ってくれているんだよ」
紫苑「いつも思うが、クルミはすごい楽観的だな。ご両親は二人の関係について何も言わないのか?」
胡桃「ええと、『あらあら二人とも仲良いわね~』と笑って見てるよ」
希「……世の中にはあたしの知らない神秘がたくさんあるのね……」
紫苑「なんだかチグサみたいな親御さんだな。いや、チグサも雰囲気的には母親っぽいが」
希「あたしはパパに遊んでもらった記憶が多いかな。転校を繰り返していたから長く付き合える友達がいなくって、パパのもとで修業に励む人たちと話すことのほうが多かったかもしれない」
胡桃「大丈夫だよ! 今度からはあたしたちがずっと友達でいてあげるから」
希「……ほんと?」
紫苑「うむ。もちろんだとも」
希「……ありがとう(うるうる)」


希「さて、そろそろあたしは戻らないと。作者の気が向けば、『とある記憶のアラカルト』でも顔を合わせることがあるかもしれないね」
胡桃「うん! 今度は鳴海お兄ちゃんも紹介してあげるよ」
希「……それはちょっと遠慮願いたいけど」
紫苑「ま、大丈夫だろう。作者がロリコンであり続ける限り、拙者たちの出番が消えることはない」
胡桃「もちろん、文学部のほかのメンバーも同じくらい愛着あるらしいですから、その内意外なところで登場したりするかもしれませんよ?」
希「ということで、引き続きあたしが活躍する『とある記憶のアラカルト』(小説家になろう)と」
紫苑「拙者たち、文学部のメンバーが学園内を暴れ回る『彩桜続編』(ルーラーの館)と」
胡桃「鳴海お兄ちゃんと赤朽葉先輩が難事件を鮮やかに解決する『Person who seeks the truth』(小説家になろう)を───」
三人「どうぞよろしくお願いします!!!」


~終わり~



座談会に後書きって別にいらないかもしれないけど。

とりあえずね、ロリは必須なんだよ!!(力説)
身長比べのシーン見てみたいと思ったり(ボソ

あと書いている途中に鳴海刑事出したくなったけど、出すと作者も予想できない方向にぶっとんでいきそうだったので止めにしました。多分、止めて正解だったと思う。
桔梗あたりなら出しても良かったかもしれないけどね。

そんなわけで、なにかと自分の作品を相互に関連させたがる僕ですので、これからも「作品を越えて友情出演」なんてことがあるかもしれません。主に「なろう」のほうで。
そうそう。「とある記憶のアラカルト」ではまた新キャラが登場する予定ですが、その子も恐らく思いっきり濃いキャラになることでしょう。
次の座談会ではその子も参加できることを祈りつつ。

では、また明日~。

by broken-range | 2011-03-09 02:25 | 座談会