人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「推理小説」読了

こんばんはろりこん! 最近、読書にどっぷりの希ちゃんです。
”読書の秋”って素晴らしいですよね~。体の内側から、ミステリに限らず様々な物語に触れてみたいエネルギーが爆発しています。
そんなわけで、生協に立ち寄って買ってきたニューフレンズたちのご紹介。

・「塩の街」 有川浩
・「クジラの彼」 有川浩
・「もう誘拐なんてしない」 東川篤哉
・「サマー・ウォーズ ―クライシス・オブ・OZ―」 土屋つかさ(原作:細田守)

有川さんの恋愛ワールドにもう一歩足を踏みいれてみよう、ということで上二冊。
東川さんの「烏賊川市シリーズ」と「鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ」は書店に全部揃ってましたが、ノンシリーズの「もう誘拐なんてしない」だけはどこにもなかったのを、今日ようやく生協で発見できたので即買い。
角川スニーカー文庫から出ている「サマー・ウォーズ」の二次作品?なのかな。原作は読んで面白かったので、これも即買い。
ただ、所詮工学部の生協なので、種類が少ない少ない。有川さんとか東野さんとかもうちょっと多く輸入してくれないかなー。
でも、周りが値段の高い専門書ばかりなので、文庫がものすごく安く見える。↓一例

上記四冊(約2,200円)<<<専門書一冊(約3,600円)

今期は新しく教科書買わなくていいから、少しお金に余裕あるんだぜ。一時期、教科書四冊くらい買ったときは、一瞬にして福沢さんが吹っ飛んでいったけどな!

さて、本題。
「アンフェア」シリーズ原作第一弾、「推理小説」読み終わりました~。
僕はドラマも映画も見たことないので、特に補正なしで読めましたが、うーん、それほど衝撃は受けなかったかな。
途中までは全然捜査に進展がなく、後半一気に真相に近づくといった印象を受けましたが、僕個人としては「加賀恭一郎シリーズ」のように犯人をじわじわ追い詰める系のお話の方が好きなのかもしれません。
被害者も1~2人程度に絞り、もっと事件背景の奥行きを深く深く設定し、それを徐々に紐解いていくといった感じの。もちろん、この作品のように犯人が主導権を握っている、警察や事件関係者に揺さぶりをかけている、わざと現場に手掛かりを残す大胆不敵な犯行、というのも悪くはないけどね。
”ばらばらに思えた連続事件から、ミッシングリンクを見つけ出し、そこから捜査進展”という展開は興奮しますし。
とりあえず二作目も読んでみましょう。
あと、これ僕が高校生の頃に刊行されたものだからか、かなり懐かしい響きの固有名詞とか登場してましたねー。
ブラウン菅テレビとか、五年前に改称された某携帯電話会社とか。

なんか今回レビュー少なめだけど、このへんで。
では、ろりこん!

by broken-range | 2011-10-06 22:36 | 読書レビュー